キッチンの端っこは、時々豆苗畑になる。
高校生の頃のお弁当箱が、豆苗を育てるのにぴったりハマると気づいた時の私は、したり顔だったに違いない。こういうのって、妙に嬉しく感じる。
中学生の頃から覗いていた地元の「クロワッサンの店」で買った、アルミの弁当箱。昔ながらのTHE弁当箱って感じのやつで、これがいい!って思ったんだよな。
明日からこれでよろしくお願いします、と母に差し出したら、女子高生がまた渋いもんを…と笑われたのを思い出す。一度くらいは購買でお昼を買ってみたいと思うくらい、毎日お弁当を持たせてくれた。本当にありがたいことだったと思う。
感謝と思い出と豆苗と。
久々の晴れ間を、光の方へ🌱
Comments