昨年、いつの日か!と思っていた紙事さんの文字のお稽古に参加した。素敵なのと楽しいのとやる時はやるのと大笑いがぎゅぎゅっと詰まった月1回のお稽古が待ち遠しくて、あっという間の半年間だった。
アルファベット文字を整えながら、自分を整える。自分の文字を客観的に見て、好き?嫌い?どうしたい?と問う。思ったものが書けなくても書き続けていると、私の文字の中に潜んだ可能性にポッと光を当てるように、先生は絶妙なタイミングで声をかけてくださる。そして、私が目指す方に近づくようないくつかのヒントをさらっと書き残して離れていく。感覚を育てるために、まずはたくさん真似をするのは大切だと感じて、その光とヒントを道しるべに書き続ける。そうしていくと、自分の中のこうありたいとかこうじゃなくちゃみたいなものがふいに解けて、ふっと思ったようなものが書けたり、思ってもみなかった感じだけど今本当に書きたかったのはこれだったみたいなものが書けたりすることがある。柔らかい、力強い、シャープな、愛らしい、のびやかな…どんな文字でも、これだなと思える文字が書けた時はリラックスしている。
お稽古では使い慣れないカリグラフィーの道具を使っていたので、なおのこと心模様がそのまんま紙に乗った。毎回自分を丸出しだったけど、面白かったし、そういう場を作る絢ちゃん先生のセンスと健やかさに惚れた。
過去に書いたものをいずれ見直すといいよと言われていたのでそうしてみると、愛おしくって笑える。そして同時に、癒されるような感覚にもなるから不思議だ。
会場だったSUNNY CLOUDY RAINYさんも、ご一緒したお仲間も最高だったな。毎回あまりに夢中で、全員が写真を撮ることも忘れていて、最終回の時にみんなでバタバタ慌てて撮ったけど、私は笑い過ぎてほぼぶれぶれだった。あの時間に得たことや繋がりを、私なりに育てていきたい。みんな元気に、また会えますように✒︎♡
(✏︎イラストは、今朝の気分で描いたものです)
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