先月のこと。父が古希を迎えた。贈り物は弟たちがリードして揃えてくれたので、私はそれに添えるメッセージカードを作った。特別な感じを出したくて、似顔絵入りにすることにした。
父の似顔絵を描くなんて、幼稚園児の頃以来だったと思う。写真を通して父のことをじっくりと見ていると、自然と父に対する自分の在り方を考えていた。
顔のパーツとか、皮膚の感じとか、父譲りだと感じるところが割とある。というか、本当はもっと前から気づいていたけど、認めていなかっただけだなぁと気づく。見た目だけの話ではない。昔から理解し難い行動や発言がたくさんあるけど、特に自分の内側にある見たくないようなところを父の中に見た時に、なんでそうなの?と強く反応してきた気がする。
私が気づいている以上に、多くを貰い、影響を受け、それらがこれまでの人生と混ざり合って、今の私があるんだろう。
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全く違うと思ってるけど、実は結構似てるとも思ってるよ、お父さん。直接会っての乾杯はもうちょっと先に。だから、どうか元気でいてください。なかなか会えない分、お父さんにとっては大半が厄介な小言だろうけど、まめに連絡するつもりなんで、そこんとこよろしく!
何はともあれ、おめでとう。
そして、ありがとう🕊
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