最近、クラスの参加者から「言葉と声」についてコメントをいただくことが多いと気づきました。
言葉というのは言葉遣いに関してということで
具体的には
“動きの説明が明確でわかりやすい”
“目を閉じていても動きの流れの中に居続けられる”
声に関しては
“言っていることが聞き取りやすいから迷わない”
“落ち着いたトーンが心地よい”
などが主なコメントです。
いずれももう少し詳しく話を聞いてみると、最終的には「安心感」に繋がっていることが共通していました。
体が安定していることを前提に、私はクラスで目を閉じることを提案することも多いので、その状態でも集中しやすい言葉や声を届けられるよう心がけています。
だから、そこが効果的に影響しているならとても嬉しいですし、自信になります!
皆さんの声を聞きながら、この部分が自分のヨガ教師としての強みにもなってきているのかなと、少しずつ思えてきました。
このスキルを磨く練習として有効だと思う方法の1つが、自分のクラスを録音しそのクラスを自分で受けてみること。
これはクリパルヨガ教師トレーニングを受講すると指導練習の中で勧められる方法で、私は資格取得後も時々行うようにしています。
録画ではなく録音なので、言葉で伝える力を磨くことができるのです。
「わかりやすく伝えているつもり」でも
言葉数が多すぎて
参加者自身が探ったり想像する余白がなかったり
擬音語や比喩表現が連続して
具体性を欠いていたり
大袈裟な抑揚が
集中の妨げになったり…
「やっているつもりだったなぁ…」と気づくことは多いです。
自分のことを客観視するのは本当に難しいこと。
この方法で練習すると、クラスでの自分がありありと見えてきます。
粗の部分だけではなく、成長した部分と対峙できることも大きなポイントだと思います。
今を知ることができれば
伸びしろや工夫できるところ、
自信を持ってOKを出してもいいところが見えてくる…
それを日々繰り返して11年目に入りました。
これからもクラスに参加する皆さんが安心して自分の「今」に気づいていけるように、
まず私自身が自分の「今」に敏感でいたいと思います。
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私がヨガ教師の資格を取得したクリパル・ジャパン主催「200時間クリパルヨガ教師トレーニング」は、今年は4月開講予定だそうです。
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