昨年末、クリパルヨガのスタジオ「Yoga of Life」の10周年イベントで、未来のわたしに向けたメッセージを書きました。
毎年9月に入り、空が高くなっていったり、風がひんやりしてきたことを感じるようになると、わたしはふと今年の残り時間を考える瞬間が増えてきます。そして「やり残していること」はないかと考えます。
自然に四季があるように、わたしたちの心身にも四季があるのだとしたら、外に向けてエネルギーを発散し続ける夏から、少しずづ内に宿るエネルギーに意識が向いていく秋に移っていっている…そんな風にイメージできる気がします。
年の終わりや始めに思い描いた新たな年。わたしの場合、まずそこが基準となって「やり残していること」が浮かんできます。そして同時に「あと3ヶ月ちょっとしかないのに・・・」と焦ったり、心細くなったりすることがあります。
そんな時、ほんの少し立ち止まって、ひと呼吸ふた呼吸・・・目を閉じて内側にアクセス、わたしをアップデート。今の自分にとって、本当にそれがやり残していることなのかどうか?をみてみると、「確かに今年中にやり遂げたいこと」はもちろん、「もう少し長い目で経過をみていきたいこと」「元々はやりたい気持だったけれど、いつの間にかやらねばという気持ちになっていただけのこと」・・・自分にとっての最新の優先順位がはっきりしてきます。
もし、秋の訪れとともに気持ちの不安定さを感じたら、ちょっと深呼吸。優先順位がはっきりして、気持ちが安定してくると、「やり残していること」だけではなく「やってこれたこと」も浮かび始めます。
秋を“わたしの中の今年の実りを味わえる季節”にしていきたいと感じる、今日この頃です。
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