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「クリパル・ステージ1~3」アシスタント後記


2016年に入ってからの3ヶ月間、クリパルヨガのスタジオである下北沢のYoga of Lifeで開催されていた集中コース「クリパル・ステージ1~3」が、昨日終了しました。クリパルヨガ独自の「ステージ1・2・3」というエッセンスを、ギュギュッと濃厚に、集中的に体験していく定番の人気プログラムです。今回、希望が叶い、アシスタントとして携わらせていただくことができました。

同じメンバーが一定期間を共に過ごすタイプのプログラムでアシスタントを務めるのは、今回が初めて。参加者のみんなの、自分に問いかけながら勇気を持って挑戦していく姿、直前の体験や感情を黙々とジャーナリングしている真剣な眼差し、真実のシェアリング・・・そのどれもが美しいものでした。何かに没頭している在り方は、愛おしくて美しいものですね。

頭だけではなく、体まるごと全部を使って自己探求をしていくことで、内なるところの光も闇もじっくり味わっていくのです。そこから自然と生まれてくるのは、喜びであれ悲しみであれ、自分にとっては紛れもない真実です。そしてそれは同時に、外にとっても、自分以外の誰かにとっても、真実であるのだと思います。

改めて、クリパルヨガの魅力を体感させていただきました。クリパル大好き♡←わたしの真実♡

クリパルヨガ教師トレーニング(YTT)受講生だった頃、カリキュラムの中でアシスタントの役割を体験する時間がありました。教師と生徒、そのどちらとも違うアシスタントという立場に戸惑ったことを、はっきりと覚えています。クラス全体を主としてリードする人と、それを味わっている人たちとの中間にいながら、あの時のわたしが意図せず気にかけていたことは「いかにそれぞれの人に迷惑をかけないようにするか」ということでした。教師が伝えたいことを妨げないように、生徒が体験を深めているところを邪魔しないように…そうこうしていたら、まるで透明人間にでもならないといけないような気分にもなりました。

そんな心理状況の中でも、一丁前にアシスタントとしてしっかり役割を果たしたいという意識もあって、欲張りなことに、1つでもいいからサポートになったと感じてもらえる働きをしたい、という気持ちすら湧いていました。

結局、自分の記憶を頼りに、アシスタント風に動くことで精一杯…全く地に足がついていない感覚のまま、時間は過ぎていきました。

ラッキーなことに、わたしにこの機会が回ってきたのはYTTが始まってすぐのことでした。意図的ではなく「わたしが何かをすることで周りに迷惑をかけてしまうかもしれない」「よく見せたい、認められたい」というスイッチが入るのはわたしの心の癖(闇バージョン)なんだなぁ…というのを、まずあの段階で深く実感できたことが、その後のYTTの過程においてモチベーションを高めてもくれたし、サポートにもなったと思っています。

あの時の体験はよほど強烈だったのでしょう…1年くらい前のブログにも同じように振り返って書き出していたことを、今思い出しました 笑。

今回のステージの中でも、わたしの心の癖(闇バージョン)はちょくちょく現れました。でも、真摯に自己探求をしている参加者のみんなの姿に感動と刺激をもらったこと、アシスタントに応募したのには「わたし自身にとっても転機となったステージで、参加メンバー1人ひとりが安心して体験を深めていけるように心からサポートする」という明確な意図があったこと、そしてこのコースの中に詰め込まれたクリパルヨガのエッセンスに改めて触れられたことで、心の癖(闇バージョン)に振り回されることはありませんでした。

参加者のみんな、共に初めてアシスタントにチャレンジしたYTT同期のりちゃん、そしてそしてこの機会にGOサインをくださったToshiさんに、ありったけの愛と感謝を込めて!ありがとうございました!!

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